安全管理体制

安全管理体制

私たちは、展示会施工資材搬入作業時にパワーゲート車輌からの荷崩れにより発生した不幸な労災事故を契機に「二度と重篤事故を起こさない!」と決意しました。安全作業への取組みは、地道で終わりのないものですが、事故の記憶を風化させずに安全でクオリティの高い施工を追求して参ります。

安全衛生委員会

立候補または他薦により選出された安全衛生委員(任期2年)と役員ならびに産業医による安全衛生委員会を組織しております。

事務局会議は運営にあたり適宜開かれ、委員会は毎月1回開催され、各事業部門で発生した事故内容報告および事故防止策を議論し、安全パトロール実施報告をおこなっております。

安全大会

安全衛生委員会委員メンバーを中心に、安全大会を年1回開催しております。

昨年度の事故集計分析、今年度の活動方針の他、産業医や外部講師の安全講話により、防災意識を高めております。

各種安全教育

職長教育を社内実施できるRSTを取得し、毎月、現場リーダーへの職長教育を実施しております。特別教育講習や社内資格講習なども随時実施し、重篤事故の防止に努めております。

おもな資格一覧(2024年1月現在)

第一種衛生管理者
14名
RST(職長等教育講師養成)講座及び安全衛生責任者教育講師養成講座修了者
3名
職長資格
132名
足場の組み立て等業務特別インストラクターコース修了者
1名
足場の組み立て作業主任者技能講習修了者
14名
足場の組み立て等業務特別教育修了者24名
高所作業車運転技能講習修了者14名
フォークリフト運転技能講習修了者14名
玉掛け技能講習修了者3名
研削といしの取替え等の業務にかかる特別教育修了者2名
テールゲートリフター特別教育修了者50名
テールゲートリフター特別教育インストラクター養成講習修了者2名

安全パトロール

安全衛生委員により、週1ペースで現場パトロールを実施し、朝礼の実施、安全装備品の着用状況のチェックをおこなっております。

また、作業中の不安全行動については発見後ただちに注意、改善に努めております。

安全装備品の貸与着用

ヘルメット、安全靴、長袖ユニフォームの着用を義務とし、アルバイトが就業する際には貸与しております。ヘルメットの正規着用にも目を向け、パトロールの要チェック項目としております。

朝礼、終礼の実施

現場リーダーによる朝礼を実施し、作業上の注意事項などの説明をおこない、「ご安全に!」の掛け声とともに作業を開始することを心掛けております。

終礼は、作業メンバーの無事故を確認し、「お疲れ様でした!」で締めくくっております。

KY活動

現場リーダーは朝礼前に作業上の注意事項を伝えるために、危険予知活動をおこなっております。作業現場の動線上に安全作業を脅かす障害物、不安全な状況がないか、メモを取り、朝礼に生かしております。

定期健康診断

例年夏から秋にかけて正社員に止まらず、常勤アルバイトも対象に、定期健康診断を実施しております。現場事故の防止を図るうえで、アルバイトにも自分の健康状態を知り、生活習慣の改善を意識いただきたいと考えております。

万一の備え

従業員の受傷時には労災保険、傷害保険、第三者の受傷や受託物等の破損賠償には賠償責任保険と万一の事故が発生した際にも備えております。